子供プログラミング学習
コンピュータが皆さんのポケットやカバンに入ることで、どこでもインターネットが利用できるようになり、ゲームを楽しんだり楽器に変身させたりと随分便利な時代になったものだと感じておられることでしょう。
でもコンピュータが活躍しているのはそれだけではありません。洗濯機や炊飯器、トースター、冷蔵庫などの家電製品、もちろん車もそうです。今後さらに、電気で動くものはすべてコンピュータで制御できるようになっていくことでしょう。
でも、考えてみて下さい、私たちはこれから毎日コンピュータが支える社会の中でずっと生きて行かねばならないのです。消費者のままで終わってしまっていいのでしょうか。確かにコンピュータは生活を便利にしてくれますが、一人ひとりの個別の問題ではどうでしょうか。コンピュータが人間を支えていく範囲やその中身は私たちと子供たちが積極的に関わっていかねばなりません。少数のプログラマーによって作られる世界は、今でも完全ではないのです。
プログラミングというのは、自分で想い創り上げていくものなのです。コンピュータの学習を文字通り、学んで(教わったとおりまねて)習う(そのとおりする)で終わってはいけないのです。プログラミングによって世の中をもっと安全に安心に、そして愉快にしていかねばならないのです。
自由時間では、基本をしっかりと学んでいただき自身の手でプログラミングが出来るまでレッスンさせていただきます。
子供プログラミング教室の内容
子供プログラミング学習は、最初は、ブロック化された命令文を順に並べて何かを思い通りに動かすという脳トレーニングから始める方法が優れていると思います。赤ちゃんに母親と父親が顔の表情と言語で何回も何回も接して言葉で意思疎通が出来るようになっていくようにです。
小学校に上がると、数の計算や作文、図画工作と順に多くの事を学んでいきます。プログラミング学習もこれと全く同じことをします。htmlで見出しや文章を書き自分で作った画像を貼り付け、cssで装飾をし、Javascriptで作った簡単なアプリも掲載し、ネットに掲載する。
パソコンに興味を持った子供たちは小学生の間にこれらが出来るようになると思います。私は、コンピュータに今は興味がなくても、その子供に興味を持ってもらい、プログラムというゴッドハンドを手にしてもらうことを仕事の目標としています。
仲間と設立した「子供プログラミング学習研究会」では、子供に飽きさせず、自分で考えて創り上げる喜びが味わえるレッスン方法と教材の工夫を研究しています。下の図は研究会でまとめた、学習過程の一例です。